- 12月
- 2022年05月
唐突ですが、このトリログを読んでくれているみなさまはパスポートをお持ちでしょうか。外務省によれば現在パスポートを所有している日本人は全体の25%(30,120,000冊(平成24年5月末現在有効旅券数))だそうです。このパスポートを敷き詰めると東京ドーム7個分になるという「へぇ」としか言いようのない例えはおいておいて、パスポートには日本の入出国時と渡航国の入出国時にスタンプが押されますね。これが全部埋まってページがなくなったらどうなると思いますか?
答えは「増補」というカタチで追加することができます。上の写真は「増補」で追加をした最初のページです。これ以降は「SUPPLEMENT」という刻印がされています。なお、正確を期すために外務省のQ&Aページを引用しておきます。
Q11.何度も旅行したので、出入国のスタンプを押したり、ビザを貼ったりするスペースが残っていません。どうすればいいですか?
A.各都道府県の申請窓口または在外公館で新たにパスポートを申請するか、査証欄のページを増やす(増補)手続きを行うことができます。
10年有効のパスポートには44ページ、5年有効のパスポートには28ぺージの「査証(ビザ)欄」が設けられています(IC旅券導入前のパスポートはそれぞれ42ページ、26ページとなっています)。このページは、出入国の確認のスタンプを押したり、ビザを発給するのに使われますが、海外旅行の回数が多くなると、このぺージが足りなくなることがあります。そんな時はパスポートを返納して新たに申請し直すか、査証欄の「増補」をすることができます。査証欄の「増補」は、パスポート1冊につき1回のみ行うことができ(手数料は2,500円)、査証欄が40ぺージ追加されます。
私は10年パスポートですが、最低限2ヶ月に1度中国に行きますし、アメリカには最低3回ほど、ヨーロッパも今は展示会があるので年に1度は必ず行きます。その他も合わせると、1年間でかなり消費することになります。それにしても、この「増補」の仕方、割と雑というかなんというか、取って付けましたよ的な匂いがしますね(笑)
ちなみに中国の場合には、これまで香港に寄ってから中国本土に入っていたために、日本出国・香港入国・香港出国・中国入国・中国出国・香港入国・香港出国・日本帰国という8個のスタンプを押さなければならず消費が激しかったのです。途中から香港の入出国を自動化ゲートで通れるように申請したので入出国にスタンプが押されなくなりました。
さらに、日本の入出国の方も自動化ゲート登録をしてスタンプを押されないようにしたので、これ以降はかなりスタンプを節約できるようになりました。旅行好きの方は思い出ということでスタンプは押したいという場合も多いでしょうが、この増補は1度しかできないため、再度スペースがなくなってしまうと新規発行しか方法がないので16,000円支出しなければいけませんから、なるべくは節約したいわけです。仕事で何回も何回も中国を往復していてもそんなに思い出になるわけでもないですしね。
「増補」したことがある人は少ないと思いますので、豆知識的なお話しでした。
このブログを書いたスタッフ
プレジデント
ほっしぃ
アップル好きが高じて2006年にMacintosh周辺機器を販売する会社を立ち上げる。その後オリジナルブランドの「Simplism」や「EVENNO」製品を筆頭にデザイン雑貨やデジタルガジェットなど「自分がほしいカッチョイイもの」を探し続ける。
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