Jawboneとの思い出「Vol.3 驚きの新製品JAMBOX」

2017.09.22

JAMBOX01.jpg

Jawboneのハンズフリーヘッドセットシリーズは、これまでのヘッドセットと比べれば大きなアドバンテージがいくつかあり、それなりに話題になりつつも、それでも価格の問題もあったり、日本の文化としてなかなか定着しないスタイルというのもあって、そこまで大きな大ヒットには結びつきませんでした。私自身としては、スマートフォンをスマートに使うには、ヘッドセットを使うべきだと思っていましたが、なかなかそれを上手く伝えられなかったのかもしれません。

そんな中、ハンズフリーヘッドセットのJawboneというブランドからいきなり出てきたのが、ワイヤレススピーカー「JAMBOX」です。この衝撃はかなり大きなものでした。最初にサンプルが送られてきた時に、「新しくBluetoothスピーカーを開発した」というのを聞いていました。ただ、これまでのBluetoothスピーカーのほとんどはいくつかのポイントでなかなか使用に耐えるものではありませんでした。それを見事に覆したのが、JAMBOXだったのです。サンプルを受け取ってテストしてみて、びっくりしたのを覚えています。

JAMBOX02.jpg

これまでのBluetoothスピーカーの問題点とは下記の通りです。

・音質

・使用時間

・デザイン

まず、音質について。これまでのBluetoothスピーカーはケーブルを繋がなくても音が出ますよ、というレベルの音質ものが多く、どれも「シャカシャカ」した軽い音で聞くに堪えるものはありませんでした。しかし、JAMBOXは手の平サイズながらもしっかりと低音を鳴らすことができて、ボリューム感のある音楽を聞かせてくれたのです。電源投入時に「ブーン!」と音が鳴って起動するのが、その低音をしっかりと慣らすのをアピールしつつ、起動した時に音が出るのは楽しくて良いと思いました。

その後、電源投入時に音が鳴って欲しくないという謎の要望があり、音を出さないようにすることもできるようになりました。これからスピーカーで音を出すのに鳴らないで欲しいというのも謎ですが、そのフィードバックを元にソフトウェアでそれを解決してしまうというのも、前回に紹介したようにソフトウェアによる制御でアップデートしていくという思想が最初から組み込まれていたからです。

次に、使用時間です。それまでのBluetoothスピーカーは再生時間が2時間とか3時間で、かつ実際にはそれよりも短い時間しか再生することができず、ワイヤレスが売りのスピーカーなのにもかかわらず、電源ケーブルを挿さなければいけないという本末転倒なことになっていました。結局、電源ケーブルを挿しておかなければいけないということは、電源があるところでしか使うことができないということですから、スピーカーを使用する場所が限られるということです。本来、ワイヤレススピーカーはいつでもどこでも音楽を聴けるということがポイントであるのに、場所を縛ってしまうというのは意味がないことなのです。

JAMBOXは連続再生時間が10時間とスペック上の記載がなされていて、実際はそんなに持たないだろうという先入観のもと、試してみると実際にはフルボリュームでない限りはそれ以上の時間使うことができたのです。ちゃんとスペック通り、というかそれ以上の性能をたたき出してきたのは、本来はそうであるべきこととはいえ、驚きでした。

10時間といえば、我々が1日どこかに出かけたとしても、10時間ずっと音楽を再生しているというのは稀かなと思いましたので、これで必要最低限の時間はクリアしたと思います。もちろん、1日は24時間ですから、寝る時間を差し引いたとしてもおおよそ16時間あるわけですから、16時間くらい再生できればベストではありますが、それでも、一般的な使用方法でどこかに出かけるなどしても十分な時間だと思います。

そして、やはりイブベアールの素晴らしいデザインにより、これまでとは一線を画した素晴らしいものになっていました。上下は柔らかいラバー素材を使い、アウトドアなどや移動の際に落としたとしても問題ない構造になっていました。また、全周を巻いてある金属のグリルが最高に格好良く、カラーバリエーションによって凹凸の形状が異なるというのもそれまでにはない発想でした。その後に、数多くの「me too」製品が出てきたことで、この素晴らしさが真似したいものだったのだと証明されました。しかし、実際には似て非なるものではありましたが…。

軽く、全周を巻いている金属と書きましたが、折り曲げ加工で作るのはかなり至難の業で、だいたいが4面をそれぞれ作って繋ぎ合わせるということになるはずですが、それだと落としたりした時の剛性が足りなくなるということで敢えて難しい工法で作られているのです。

最後に、このJAMBOXもヘッドセットシリーズと同様に「しゃべり」ました。その声もヘッドセット同様選べましたし、マイクも内蔵していたのでスピーカーフォンとしてもかなり優秀でした。デスクの上に置いて、会議にもよく使ったものです。Siriが出てきた時も、スピーカーに「Jazzを再生して」といえば再生してくれましたので、最近出てきたスピーカーたちと同じようなことはかなり前からできたわけです。

というように、これまでのBluetoothスピーカーの問題点を解決し、さらにその先を行くようなデザインや使い勝手がありました。そして、Jawboneの思想通り、ソフトウェアで機能が追加されていくスピーカーでした。これらが受けて、当時は大ヒットを記録しました。

製品については、当時も語っているところがあるので、そちらもご覧ください。

[Jawboneとの思い出 バックナンバー]
・Vol.1 出会いから、日本へ導くまで
・Vol.2 ローカライズとビジョン
・Vol.3 驚きの新製品JAMBOX
・Vol.4 驚きを超えた衝撃のUP登場
・Vol.5 終わりの始まり
・Vol.6 終わりの終わり

このブログを書いたスタッフ

プレジデント

ほっしぃ

アップル好きが高じて2006年にMacintosh周辺機器を販売する会社を立ち上げる。その後オリジナルブランドの「Simplism」や「EVENNO」製品を筆頭にデザイン雑貨やデジタルガジェットなど「自分がほしいカッチョイイもの」を探し続ける。 

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